6005-16 東洲斎写楽 「四世松本幸四郎の山谷の肴屋五郎兵衛」Tシャツ




----------   商品説明  ----------

東洲斎写楽「四世松本幸四郎の山谷の肴屋五郎兵衛」の浮世絵Tシャツ
東洲斎写楽 「四世松本幸四郎の山谷の肴屋五郎兵衛」の浮世絵のTシャツです。
江戸時代中期の浮世絵師、東洲斎写楽の作品となります。
東洲斎写楽の人物画(「大首絵」と呼ばれます)は、目の皺や鼻、受け口、表情やポーズなど、その役者のもつ個性を大胆かつ巧みに、そしてダイナミックに誇張する画風が特徴です。

本作品は、1794年(寛政6年)5月、桐座で上演された演目「敵討乗合話」の中で、歌舞伎役者の四世松本幸四郎が演じた「山谷の肴屋五郎兵衛」を描いた作品です。他人の親の敵討ちに助太刀する義侠の粋な魚屋のお話です。どてらの襟の幅広の黒色がぱっと目に入ってきますが、袖口の明るい配色と共に、地味さと明るさの絶妙なバランスの得意な東洲斎写楽らしい作品になっています。


◆東洲斎写楽とは
1794年(寛政6年)5月から1795年(寛政7年)1月までの約10ヶ月という短い期間に、145点余の作品を版行したのち、忽然と画業を絶って姿を消した謎の絵師として知られています。様々な研究がされていますが、当時の能役者斎藤十郎兵衛ではないかとする説が有力となっています。時期により「東洲斎写楽画」及び「写楽画」の2種類の落款を使い分けていたようです。




四世松本幸四郎の人となり
四世松本幸四郎の容姿 四世松本幸四郎の所作
四世松本幸四郎は、容姿端麗で声と優れたせりふ回しで人気を博していた一方で、寡黙で皮肉家な側面を持った人だったようです。その人となりを東洲斎写楽ならではの手法で見事に表現しています。
鉢巻と一点を見つめるきりっとした目元や煙管の握り方や角度、左の袖口に伸びる右手のラインから、職人の粋を感じると共に、所作の美しさ、四世幸四郎の女形としての人気の片鱗を感じさせます。





四世松本幸四郎の紋「三つ銀杏」
松本幸四郎の紋「三つ銀杏」着物の右腕のあたりに家紋が見えます。これは松本幸四郎の家紋で「三つ銀杏」といいます。銀杏は「公孫樹」とも書きますが、この漢字は種をまいても実を付けるのは孫の代になる木という意味合いから来ており「長寿の木」といわれております。また、水分を多く含むため、火災にあっても水を噴いて枯死しないともいわれています。そのため、高貴な立場の人たちにも慕われ、日本でも御神木として神社の境内などに植えられています。四世松本幸四郎もそのような意図で「三つ銀杏」の紋を用いていたのかもしれません。




プロデューサーは蔦屋重三郎
落款版元(プロデューサー)である蔦屋 重三郎の落款が押されています。東洲斎写楽の版元が蔦屋 重三郎であることを表しています。レンタルビデオのTSUTAYAは、その社名の由来として、蔦屋 重三郎にあやかったともいわれていますが真偽は定かではありません。





◆素材
4.4oz(150g/m)
ポリエステル 100%
BODYカラー:白
プリントカラー:カラー
昇華転写プリント


◆サイズ展開
サイズは、SS〜4Lサイズの7種類あります。
サイズはオプションから選択してください。

販売価格 3,850円(税込)
 
SS
S
M
L
LL
3L
4L
Tシャツのカラー
サイズ

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