幕末の浮世絵師、歌川国貞の「矢之根 曽我五郎時宗」という浮世絵のTシャツです。
腰かけて矢をもっているのは、市川団十郎扮する曾我五郎。
武人のたしなみとして矢の根を磨いている曾我五郎がうとうとと眠ってしまい、夢の中で兄の危難を知って馬に乗り駆けつけるという歌舞伎のお話です。
このお話は、歌舞伎役者の市川団十郎が代々得意とし、家の芸とした歌舞伎18番の一つで、「矢之根」という名前が付いていいます。
当時、安い料金で芝居が見られるようになり、歌舞伎役者の身ぶりやセリフを真似することが流行していました。歌舞伎役者を描いた役者絵や美人画の浮世絵が、ブロマイド写真のように飛ぶように売れていたといいます。
◆歌川国貞とは
1786年生まれ。22歳でデビューしてから亡くなる79歳まで、数万点の作品をつくり、その作品数は浮世絵師の中でもまれに見る多さだったといわれています。師匠は歌川豊国。役者絵や美人画を得意とし、弟弟子の歌川国芳と並び、当時絶大な人気を誇っていました。58歳の時に豊国を襲名。師の名声と技術を受け継ぎ、幕末の浮世絵界を牽引していった一人です。
◆素材
4.4oz(150g/m)
ポリエステル 100%
BODYカラー:白
プリントカラー:カラー(昇華転写プリント)
◆サイズ展開
サイズは、SS〜4Lサイズの7種類あります。
サイズはオプションから選択してください。